【トラブル体験談】外国人男性に気軽に「I LOVE YOU」と言うと大変なことになる!

こんにちは!
実はわたし、はじめて海外に行ったときに、あるたった一言を言ってしまったせいで、男性トラブルに巻き込まれました。
その言葉は、日本人、いや世界中のひとが知っているであろう、あの言葉。
『I LOVE YOU』です。
英語が得意なひとや、海外の文化に詳しいひとは『I LOVE YOU』の意味や使いかたをきちんと知っているでしょう。けれど、この言葉の意味や使いかたを知らない日本人は、きっとたくさんいるはず!
今回は、わたしと同じ失敗をして、トラブルに巻き込まれるひとがでませんように・・・(わたしみたいなおバカさんはほかにいないかもしれませんが)
という気持ちを込めて、わたしの恥ずかしい体験談をお送りします。
外国人男性に気軽に言ってはいけない言葉
わたしがはじめて旅行した国はインドでした。はじめての海外旅行ということで、緊張と不安でいっぱい。
物乞いや、街で声をかけてくる男性には警戒心MAXで接していましたが、ホテルスタッフの男性には、なぜかあまり警戒心をもっていませんでした。ホテルスタッフなら信用して大丈夫だろう、という初心者にありがちな思い込みだったと思います。
ホテルスタッフの男性(以下、Sと呼びます)とは、Sが優しくて親切だったということもあり、すぐに仲良くなりました。
ある日、一緒にインドに行った友だちと三人で話していると、Sはわたしのことをとても褒めてくれました。
「君はかわいくてきれいだね。とっても魅力的だよ!」
外国人男性のストレートな表現に嬉しくなってしまったわたしは、つい調子に乗って言ってしまったのです。
『I LOVE YOU』と。
Sは驚いた顔をした後、ありがとうと言ってくれました。
わたしは、たくさん褒めてくれてありがとう、あなたもとっても素敵なひとだよ、という、軽い気持ちで言ったのですが、そのあとすぐに友だちに怒られました。
『I LOVE YOU』は外国人にとってはとても重みのある言葉で、簡単に言ってはいけない。たとえカップルであっても長く付き合ってからでないと使わない。
軽い気持ちで言ってしまうと変な誤解をされてしまう、と。
わたしはそのとき「そうなんだ、失敗したな。気をつけなきゃなあ」としか思っていませんでした。
けれどこのあと、簡単に『I LOVE YOU』と言ってしまったことを猛烈に後悔することになるのです・・・。
勘違いした男性から迫られる
たまたま一人でホテルの中を歩いていたとき、Sと会いました。
すると、Sがこっちに近づいてきて、
わたしにキスしようとしてきたんです!!
えっなにちょっと待って無理!!!
かなり焦って、ギリギリでなんとか逃げました。部屋に帰って友だちにその話をすると、怒られる怒られる。
やはり、わたしが『I LOVE YOU』と言ってしまったせいで、完全に勘違いをされてしまっていました。
悪いのは100%、わたしです。
わたしはSにキスされそうになってやっと、自分がしたことの重大さに気付きました。
ホテルを変えればSから逃げることができたのですが、ホテルと航空券がセットになっているフリープランのツアーでインドに行っていたので、それもできず。
幸い、そのホテルでの滞在は残り少ない予定でした。なんとか乗り切るしかない、と思っていた矢先、またもSが迫ってきたのです・・・。
Sが部屋に押しかけてきた
友だちと二人で部屋にいたときのこと。部屋の電話が鳴り、友だちが出ました。
電話の相手は、なんとS。仕事中だろうがなんだろうが関係ないのか・・・Sよ。
S「みどりは何をしているの?みどりに会いたい」
友「みどりは今疲れて寝てるから会えないよ」
S「少しでもいいから会いたいんだ。みどりを起こして」
友「そんなことできないよ。みどりは今とっても疲れてるの」
S「でも僕は会いたいんだ。会わせて」
友「だから無理って言ってるでしょ」
S「少しでもいいから」
友「もう電話切るよ」
S「待って、切らないで。みどりに会わせて」
・・・こんな会話が、30分以上続きました。
あまりにもしつこいSに、友だちも負けてしまい、Sが部屋の前までくることに。わたしは部屋の中に隠れて、また友だちがSの対応をしてくれます。
ドアの向こうから聞こえる話し声。
15分経っても、30分経っても、1時間経っても、友だちは帰ってこない。
ずっとSを説得しようとしてくれている。
軽はずみに無責任なことを言ってしまい、ただ逃げているだけの自分。
友だちに対する申し訳なさ。
そしてしつこすぎるSへの怒り。(自分が悪いのにも関わらず)
我慢できなくなったわたしは、絶対に部屋を出るなと言われていたことも忘れ、友だちとSのところに行きました。
「本当にごめん。もう旅行会社に言ってホテルを変えてもらおう!!」
撃退法も、まさかの一言だった
「本当にごめん。もう旅行会社に言ってホテルを変えてもらおう!!」
普通ならホテルの変更はできないツアーだけれど、状況を話せば、なんとかしてくれるはず。
Sのいるホテルにこれ以上いたくないし、何より、自分のせいで友だちに迷惑をかけてしまっていて、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
友だちも、そうするしかないと思ったのでしょう。旅行会社に連絡してホテルを変えてもらう、ということをSに伝えました。
すると、どうでしょう。
この一言を聞いたSの態度が急に変わります。
いままであんなに威勢が良かったSが、見るからに焦り、慌てているんです。
「お願いだから旅行会社には言わないで!本当にそれだけはやめて!」
どうやら、このことが旅行会社知られると、Sにとって相当まずいことになるようです。
この一言がきっかけで、わたしたちはなんとかSを追い払うことができました・・・!!
その後のホテル滞在中、Sは一切近づいてこなくなり、わたしたちは無事にインドから帰国することができました。
わたしは友だちに今回のことを心の底から謝りました。友だちがいなかったら、わたしはどうなっていたかわかりません。
『I LOVE YOU』
ここまで重みのある言葉だということを、知らなかったひとも多いのではないでしょうか?
実は『I LOVE YOU』は、日本語の『愛してる』と同じかそれ以上に、意味のある言葉なんです。
一度使ってしまっただけで、こんなトラブルに巻き込まれるくらいに!
(もちろん、すべての外国人男性が『I LOVE YOU』と言っただけでこんなリアクションをするわけではありません!)
みなさん、わたしみたいに簡単に『I LOVE YOU』を使うことや、簡単に『I LOVE YOU』と言ってくる男性には十分注意してくださいね!
みどりでした。