フランス・パリの治安は?スリの種類と対処法まとめ

防犯・トラブル

こんにちは。Shizukuです。

パリに1年留学していたので、よくフランスに関する観光地の情報を聞かれるのですが、その時にいつも受ける質問があります。

「フランスの治安ってどうなの?」

確かに、フランスと調べると治安が悪いと出てくるし、検索のサジェストでも“治安”というワードが一二を争って出てきます。

フランスでなくても、海外旅行をする上でその国の治安はとても重要なポイントです。

そこで今回は、フランスはパリに一年留学して実際に経験したり見聞きした私が、フランスの治安とフランスのスリの種類・対処法まで余すことなくお伝え致します!

フランスの治安は?

一言でまとめると……治安は悪いです。

ヨーロッパで治安の悪い場所トップスリーを挙げるならば間違いなくフランスが一位。
特にパリ、マルセイユはヨーロッパトップクラスで治安が悪いとされる場所です。

パリに絞って治安の良しあしを見ると、一般的に東に行くほど治安が悪くなると言われています。
特に
18区~20区はかなり危険。特別な用事がない限りは避けた方が無難です。

対して西は治安が良いとされ、特に16区は閑静な高級住宅街として名高いので、ちょっとお高くはなりますがホテルはなるべくパリの西にすることがおすすめです。

フランスの特にパリで気を付けなければいけないのは、スリ押し売り詐欺
日本ではスリも押し売り詐欺も道端でなかなか出会うことがないのでイメージがし辛いとは思うのですが、きちんと対策をしていけば安全に旅行はできます!

一年パリで暮らしていたにも関わらず、私は一度も詐欺被害にもスリ被害にも遭いませんでした(ちょっと危ない場面はありましたが……)。
どのように治安の悪いフランスでの長い滞在を切り抜けたのか、そのTipsを今日はみなさんにお伝えします!

フランスの治安の悪さの根源!スリ被害

フランスの地下鉄駅 

日本人が一番被害に遭うスリ
フランスで治安が悪いとされるのは、このスリがやたらと多いから。特に防犯意識が低い日本人観光客はいいカモだと、いつも狙われていることを忘れずに!

気を付けたいのがメトロの中
観光地にアクセスがいい
1番線は特にパリのメトロの中でもスリが多い路線として有名です。
小さな子どもの集団がスリをすることもあるので、気は抜けません。

それでは、対処法を説明します。

※特に気を付ける場所
✔観光地全域(シャンゼリゼ、ルーブル、オペラ周辺)
✔メトロ(特に降車口付近) 

ポケットには何も入れない

貴重品は絶対にポケットに入れないこと。特に男性はよくお財布を後ろのポケットに入れている人がいますが、そんなことをしたら一瞬で抜き取られます。

チャックやボタンがついているから……と油断をしてスマホや財布を盗られた!なんて話もよく耳にするので、鞄にしまっておいた方がいいと思います。

現金は持ち歩かない

まず、フランスはカード社会です。
治安も悪い為、
フランス人は現金を持ち歩きません。私もパリ留学時代には財布には20ユーロ、あとは全部カード支払いでした。

お会計が1ユーロでもカード支払いできることがフランスのいいところ。
もしそれでも現金を持ち歩きたいという方は、必ず
お財布を二つ持ち、現金は小分けにして持ち歩きましょう。

また、必要のない日本のカードや身分証明書は必ず金庫に保管して持ち歩かないこと。もし被害に遭ったことを考えて、最小限に抑えられるように気を付けましょう。

カバンは二重に閉まるものを

日本の鞄はチャックがそもそもついておらず、開きっぱなしのタイプのものが多いですが、治安の悪いフランスにその鞄で行ったら瞬殺です。
必ずチャックの閉まるものを選びましょう。また、さらにもう一度蓋が出来たり、マグネットで止められたりする二重タイプの鞄だとスリ被害に遭う可能性も低くなります。

鞄は前で抱える

トートバックやショルダーバックだとうっかり横で持っていたり後ろで持っていたりしちゃいますが、フランスでそれはNG。
きちんと体の前で抱えましょう。治安が悪いフランスで用心するに越したことはなし!

日本人っぽい服を着ない

これも大分重要なポイント!ファッションの都パリだから……とついついお洒落なお洋服で旅行に行きたくなってしまうのが女の子の性。
しかし!日本人のファッションのいわゆる「ガーリー系」や「綺麗め系」のものは、フランスにいると結構目立ちます
お金を持っていると思われるような服装は避け、フランス現地になじむような服を選ぶことも一つのポイントです。

ちなみに、フランスでは冬場は黒いコートやジャケットを着ている人が多いです。メトロの車両を見るよ、9割の人が黒いアウターということも!

携帯電話は出さない

日本だと電車の中で携帯電話を使うことは普通ですが、フランスではメトロの電波もあまりよくないこともあり、使っていない人の方が多いです。むやみやたらに携帯電話を出すのは避けましょう。

また、降車口付近が一番危ないゾーン。降車口の近くで携帯電話を使っていて、スリに盗られるケースがとても多いです。できれば車両の奥まで入るようにしましょう。

フランスの定番!置き引き

乾杯

フランスでよく聞く置き引き被害
レストランの机の上に携帯電話を出していたら盗られた、ショッパーを床に置いておいたら盗られた、という話をよく聞きます。

以下のことを気を付けて防犯しましょう!

 ※特に気を付ける場所
✔カフェ(テラス席)
✔レストラン(テラス席)

机の上に鞄・携帯電話は出さない

レストランやカフェにいる時、日本では至って普通に机の上に携帯電話やお財布を置くと思います。
しかし、フランスでそれをやったら気づかないうちにさっと持って行かれてしまいます。料理の写真を撮ったあとは、すぐに携帯電話は鞄の中へ入れましょう。

荷物は床に置かない

基本的に、バックは椅子の背もたれと身体の間に挟んでおくとgood。おおきなリュックや鞄は座席には掛けないようにしましょう!
フランスと言えばファッション・ショッピングの街ですが、ショッパーは床に置くと盗られてしまうことがあるので、有名なブランドほど注意が必要です。
もし荷物が多く床に置く場合は、なるべく足元に触れるくらいの場所に置きましょう。
また、フランスのカフェにはテラス席が多く、お天気がいい日にはどうしても座りたくなってしまいますが、大荷物の場合には中の席の方が無難です。

鞄は肌身離さずに!

フランスは日本とは違って荷物を置いて席を離れたりすることはしません。トイレに立つ際も、必ず鞄を携帯しましょう!
また、日本では席を取る際に何かしらの荷物を置いて離れる習慣がありますが、フランスでは機能しません。必ず一人が座って待つ、他の人は自分の荷物は全て持って注文する、を徹底しましょう。

強引な押し売りに気をつけて

フランス

観光地でよく恰幅のいい外国人がミサンガを手に持っている光景を見たことがありませんか?
フランスでも日本人が好む観光地にやたらとガタイのイイ強そうで怖そうなお兄さんたちが待ち構えていることがあります。
特に映画『アメリ』で有名なモンマルトルには入口と出口で一列に並んでいたりします。

また、ミサンガ以外の押し売りには指輪があります。金ぴかの指輪を持ったおばちゃんが「これ落とさなかった?」と言って指輪を渡してきてお金を要求してくるそうです。
私もパリで留学をスタートした時、この二つの詐欺をしている人たちにカモにされそうになりましたが、難を逃れました。

※特に気を付ける場所
✔観光地(モンマルトル、凱旋門)

話しかけられても無視

日本語で話しかけてくるフランス人が多くいますが、その多くの人は詐欺だと思いましょう。
もちろん一概には言えないのですが、私のフランス留学経験の中で、日本語でいきなり道で話しかけてきたフランス人は高確率でミサンガの人でした。
また、もし話しかけられた場合は日本語が分からないフリをして無視してさっさと立ち去りましょう。一切反応を示さなければ彼らもターゲットを次へ変えます。

むやみに受け取らない

もし話しかけられてなにかを差し出されても受け取らないこと。
大抵握手を求められて、そのまま手を差し出すと勝手に手にミサンガを付けられます。
私も一度握手をしそうになってしまったことがありますが、全力で手を叩きました。

フランスの人っぽく堂々と歩く

日本人っぽい服装をせず、堂々と歩いていれば現地に住んでいるアジア系フランス人だと思われたりします。フランス人っぽい服装をして、きょろきょろせずに堂々と歩いてみては?

観光地で寄付金詐欺が多発

フランスの看板

寄付金を装った詐欺もフランスを観光していると必ず出会う詐欺の一つ。
しかも詐欺を行っているグループは大抵が
若い女の子たちです。

歩いていると、4人くらいの女の子に囲まれて、「署名をしてくれ!」と言われます。その後に、寄付をしてくださいと言われ、結構なお金を盗られてしまいます。
フランスの治安に関して考える時、高確率で出会う可能性がある詐欺です。

 ※特に気を付ける場所
・シャンゼリゼ通り
・ルーブル美術館周辺

話しかけられても無視

押し売り詐欺の時も説明しましたが、基本的にこういう人たちは無視でOK
大抵「英語を喋れますか?」と言ってくるのですが、もうわからないフリをして「英語喋れませーん」と言いつつ歩き去ってしまいましょう。
フランス語が喋れる人がいる場合、フランス語が話せることを示すと「あ、コイツ知ってるな」と思って早々と退散します。もし周りにフランス語を話せる人がいれば、その人に伝えてもらいましょう。

鞄は前で抱える

囲まれている間は、鞄を必ず前で抱えて注意すること!
私も友達が二人フランスに遊びに来ていた時に囲まれて「詐欺だって知ってるから!」と言いながらフランス語でやり合っていたのですが、その隣で友達のショルダーバッグが開けられていました。
幸い何も盗られていませんでしたが、友達にフランスは怖いというイメージを持たせてしまったのでもっと対策をしておけばいい旅行になったのに……と今でも思います。

まとめ

フランスは華やかなイメージがある一方、近年ではテロも多発し治安は悪化しています。
しかし、今回書いたことを気を付ければ治安の悪いフランスでも安全に過ごすことはできます。

「自分はきっと大丈夫だろう……」なんて確証のない自信は捨てて、以上のことに気を付けてフランス旅行を楽しい思い出にしてくださいね!

それではBon voyage !

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