【ヨガ留学】南インドでヨガインストラクターの資格RYT200取得方法まとめ!

こんにちは!ヨガ留学から帰ってきてから肩こりが改善したNanakoです(笑)
今回はヨガ初心者だった私が、1か月間のヨガ留学で経験したことを全てお伝えしていきたいと思います。
こんな人にオススメ!!
- ヨガのインストラクターの資格を取りたいor興味がある。
- 本場インドでヨガをはじめてみたい。
- インドに興味があるが治安が心配。
- ヨガの聖地であるインドに憧れはあるが費用や語学等について不安。
- 日本で資格を取得するべきかインドで取得するかの判断材料を得たい。
Contents
南インド ゴア州のヨガスクール
私は数あるTTC(Teaching Training Course)のヨガスクールの中から、
アールシャ・ヨガ・ヴィッディヤ・ピータムというスクールを選びました。
場所はギリギリ州境を超えたマハーラシュトラ州というところにありますが、ゴア空港のほうが近いので、公式サイトではゴア州と表記されています。
ゴア州ってどんなところ?
インドといえば人と牛でごった返したカオスな非日常をイメージする人が多いのではないでしょうか。
実は南インドに位置するゴア州は穏やかな田舎町。インドの都心部と比較するとゆっくりと落ち着いていて自然が豊かな州。ポルトガル領だった名残りもあり、欧米人にとってのリゾート地でもあります。
ゴアの中でもゆったりとした雰囲気のアランボールビーチ。最後はここでバカンスしました♡
ゴア空港からは車で4時間
ヨガスクールはアンボリヒルという山に位置しています。
空港からは送迎車があるので安心。(山道は険しいので酔い止め必須。)
初心者でも大丈夫
私がこの学校を選んだ理由のひとつが、初心者でもOKだということ。
実際に参加する生徒のほとんどが初心者でした。(勿論ヨガインストラクターの方もいます。)
日本語サポートがついている
ヨガや哲学はインド人から教わるのでレッスンはすべて英語でした。
でも安心して下さい!日本語サポートを申し込めば日本語のテキストが貰えて日本人講師による復習クラスを受けられます。(日本円で11万円程。)
私は日本語サポートをつけませんでしたが、インド人独特の訛りがあるのではじめはかなり苦労しました。(私だけでなく、ヨーロッパからの生徒も苦労していました。笑)
私の感覚でいうと、
日本語サポートが不要な目安はTOEIC700くらいだと思います。
しかし、ネイティブレベルの英語力でも「日本語でしっかり学んでインストラクターの仕事に生かしたい」という人もいたので、各々の目的に合わせて選択することがオススメ!
シヴァナンダヨガという流派
ヨガには様々な流派がありますが、私の通っていたスクールはシヴァナンダヨガという流派でした。
一つ一つのポーズをゆっくり丁寧に行い、合間にシャバアサナという仰向けでリラックスするポーズを挟みます。
初心者にとって優しいヨガです。(もちろん上級者用のポーズもあり。)
ヨガ漬け生活
カリキュラム
全米ヨガアライアンスのRYT200を取得するコースでは、文字通り200時間ヨガや哲学を学びます。これをギュッと1か月に凝縮するのでヨガ漬けなスケジュールでした。
ヨガの実技クラスではマタニティーヨガやキッズヨガも学びます。
更に後半では生徒同士で教えあうプログラムが組まれています。
大変そうに思えますが、皆楽しみながらクラスを受けていた印象!
1日のスケジュール
6:00 瞑想とネイティー(鼻洗浄)※
7:00 アーサナクラス(ヨガの実技クラス)
9:00 朝ごはん
11:00 哲学(コース後半はアーユルヴェーダも)
13:15 フルーツ
~自由時間~
16:00 アーサナクラス
18:45 夕食
20:00 チャンティング(歌の授業)又は解剖学
21:00 シャワー浴びて各々就寝
※鼻洗浄って!?って思うかもしれませんが、慣れてくるとむしろ病みつきになります。笑
食事はベジタリアンフード
インド哲学の考え方に基づき、動物性の食品は出されません(たまに近くの村でこっそり食べたけど)。
野菜だけだと聞いて不安はありましたが、飽きないように味付けも工夫されており毎回おかわりしていたくらい。
というよりは先生方が「どんどん食べろ」と勝手に盛り付けてきます(笑)
インドといえば「辛いカレー」のイメージですが、胃酸が出すぎないように辛くない味付けでした。これもヨガスクールならでは。
インドの定番【腹痛】の対処法
インドに行ったら絶対にお腹を壊す自信があった私ですが、案の定壊しました。(笑)
私の場合は水などに当たったというよりは、食事に使われる香辛料が合わなかったようです。
ポカリスウェットの素があったおかげで脱水症状は防げたものの、日本の下痢止めは全く効かず長引くばかり。
そこで先生方にお腹を壊してる事を伝えたら、アーユルヴェーダの薬を頂きました。
これを飲んでからまだ下してないからびっくり。
最初は帰りたいって思ってたのに、アーユルヴェーダもインドもどんどん好きになっていく心の変化が面白い。
なんと、あれだけ治らなかった下痢が一粒飲んだだけで完治したんです!
しかも服用後は便秘にならず快便。。。
アーユルヴェーダ、、、恐るべし。
インドの下痢にはインドの薬が一番なようなので、現地で体調を崩したら真っ先にインドの薬を購入しましょう。
女ひとりで行っても大丈夫?治安について
詐欺や強姦被害が多発するインドへ女1人で行くのは気が引けますよね。
そういったこともあり私もインド旅行は長年敬遠していました。それでもいつか行ってみたい。何故旅人がそこまでインドに惹かれるのかこの目で確かめてみたいという思いもありました。
はっきり言って、ヨガ留学は「インドに行ってみたいが治安が心配で行けない」という人にはかなりオススメ。
何故なら旅行より安全だからです。
これは学校にもよりますが、私の通っていたヨガスクールの場合は住み込み制だったので、生徒達は常に守られた環境にいました。また、週1の休みの日に学校主催のツアーに参加できたので観光もバッチリできました。
守られた環境で、且つ現地の文化に浸りたい。
このヨガスクールはまさにそんな人にうってつけの場所なんです。
(街中の学校は住み込みではなくホテルから通わなければならない所もあるので要チェック。)
留学費用は格安
全米ヨガアライアンスの取得を目指してる方はすでにご存じかもしれませんが、日本で同じ資格を取得すると費用は40万円以上かかります。(ハワイやオーストラリアはその倍)
それに比べてインドは格安。
【私のスクールの場合】
参加費は日本円で21万円前後。(食事・宿泊費込)
これに飛行機代や娯楽費等を含めても30万円を超えませんでした。
安いのに本場のインド人から伝統的なヨガの本髄を学べる。
コスパが最高に良いというのも、インドヨガの魅力。
留学に持って行って良かったもの
持ち物はスクールによって異なるので、公式サイトを各自チェックしてください。
個人的に持って行って良かったもの
- サングラス(日差しが強い)
- マスク(ドミトリーで風邪が大流行)
- ショルダーバック(週末のおでかけで使える)
- Eチケットのコピー(空港によって出発の6時間前でないと入場不可。その証明となるものが必要。アプリの搭乗券でも可。)
- ウェットティッシュ
- 酔い止め
南インドのベストシーズンは?
南インドでは9月~3月がシーズンです。
それ以外の季節は暑すぎてコースが開講されていない事が多いので、要チェック。
インドヨガ留学の魅力
ヨガの本質が学べる
インドで生まれて現代ではエクササイズの意味でも世界に広く受け入れられているヨガ。ヨガとは一体何なのか?これを知ると知らないとではヨガに対するアプローチもだいぶ変わってきます。
それらをヨガという生き方を実践している講師陣から教わることができたのは大きかったです。なかなか日本では出来ない経験をさせて頂きました。
英語力が上がる
先にも書きましたが、レッスンはすべて英語で行われるのでかなり英語が伸びます。
今まで海外では「英語を学ぶ」という事をしてきた私ですが、今回はじめて「英語を使って何かを学ぶ」事をしたので、必然的に語学力がアップしました。
訪日外国人が急増している昨今で、英語でヨガを教えたいという人にとっても素敵なプログラムではないでしょうか?
世界中に友達が出来る
私が参加した時の生徒の比率としては、
日本人4人
インド人2人
ヨーロピアン7人
でした。そして生徒のほとんどが旅人。
皆「ヨガ」という共通の目的をもってきているので、打ち解けるのがとても早かった印象です。卒業後に全員で旅行へ行ったくらい仲良くなりました。
国際交流を目的に海外に行く場合は、同じ趣味の集まり等に参加すると急速に仲が縮まります。特にヨガ留学は1ヶ月間寝食と苦楽を共にするので絆が深まります。
ここは国籍も様々で参加者のほとんどがバックパッカー。
また世界のどこかで一緒にヨガしよう!そう言い合えるヨガ仲間が世界にできました。
いかがでしたか?
たったの1か月でしたがインドのヨガ留学で得た経験は私の一生の宝物です。
またいつか戻りたいと思えるくらい、インドもヨガも大好きになる事間違いなし。
あなたのヨガライフに是非この留学を取り入れてみて下さい。