【2020年最新版】最安!ESTA(エスタ)申請方法と注意点

この記事では、観光などでアメリカに滞在(90日以内)、もしくは乗り継ぎでアメリカに入国する、ビザを持たない全ての人に必要なESTA(エスタ)申請の方法を分かりやすく解説します!
ESTAは代行会社に依頼して取ってもらう方法もありますが、申請ページも日本語ですし特に難しいこともなく、自力でも問題なく申請できます。(慣れていない方でも30分程度、早い方なら15分程度で申請できます)
※この記事はESTA公式サイトを参考に、実際に申請した筆者が経験をもとに書いています。
Contents
公式サイトを思わせる代行会社サイトに注意!
大事なことなので一番最初にお伝えしますが、自力でESTA申請する場合、このサイト→ESTA申請公式サイト以外からは申請しないようにしてください!(代行希望の場合は別)
中にはESTA公式ページのように見せかけ、公式サイトにそっくりなサイトを作り、公式サイトと同じような内容を自分で記入するにも関わらず、最後の料金支払いの時に代行手数料を取るサイトがあります。
自分で申請した場合、申請料金は【14ドル】です。
それ以上の請求がある場合は、知らないうちに代行会社のサイトから申し込んでいます。金額を明記しないまま支払い画面へと進んだり、ページの目立たないところに小さく代行料を書いている悪質なサイトもありますのでくれぐれもご注意ください!
公式サイトのトップページ画面はこれです。サイトに飛ぶにはこちらをクリック。
トップページやロゴまで似せて作っている代行会社もあるので、よく確認してくださいね。
自分で全て記入したにも関わらず、実は公式サイトではなく代行会社で、60ドル払わされた!なんていう方が続出しています!
ネットで「ESTA申請」や「エスタ申請」と検索して記入する場合は、
ピンクで囲んでいる在日米国大使館・領事館のサイトから ESTA申請画面に飛んでください。
「私はそんな手に引っかからない」と思っているあなた。
間違えて公式サイト以外から申請してしまい、多額の代行料を払ってしまった人は本当に多いんです。(実は筆者も旅慣れしているにも関わらず、一度だけ引っかかって代行手数料を40ドル払った苦い経験があります)気をつけてくださいね。
ESTA(エスタ)とは?
特定の国籍(日本を含む)の方がアメリカに渡航する場合、有効なパスポート(アメリカ入国から日本に帰国するまでの期間有効)と、往復または次の目的地までの航空券・乗船券を所持し、渡米目的が短期の商用や観光であれば、ビザなしでアメリカに90日以下の滞在が可能となるビザ免除プログラムです。(在日米国大使館・領事館公式サイトより)
ESTAでアメリカに入国できる方は以下
- 商用-取引先との会合、科学、教育、専門、ビジネス分野の会議への参加、短期研修(米国を源泉とする報酬を受けることはできません)、契約交渉 。
- 観光/旅行-友人や親族の訪問、治療、同窓会や社交、奉仕活動など、及びアマチュアとして報酬を伴わない音楽やスポーツなどイベントあるいはコンテストの参加
- 通過-トランジットなどで米国を通過する。
アメリカで報酬をもらう仕事をする方や留学する方はもちろんビザが必要です。
ただし、2011年3月1日以降にイラク、イラン、スーダン、シリア、リビア、ソマリア、イエメンに渡航また滞在したことがある方はESTA対象外となり、ESTAではなくアメリカ観光(B2)ビザ申請をしなければなりません。アメリカ観光(B2)ビザの申請方法はここをクリック。
ESTAの審査時間と有効期限
審査時間
通常72時間以内に審査結果は確定します。
申請後すぐに審査結果が出ることが多く、空港に到着してからうっかりESTA申請をしていないことに気づき、その場で申請、無事飛行機に乗れた!という旅行者も少なくありません。
ただし、必ずしもすぐに審査結果が送られてくるという保証はないので時間に余裕をもって事前申請しましょう。
有効期限
取得して2年間です。ただしその間にパスポート自体の有効期限が切れた場合は、その時点でESTAも無効になります。
事前情報はここまで!それでは実際にESTA申請をしてみましょう。
事前に準備するもの
クレジットカードorデビットカード
利用可能なクレジットカード(デビットカード)はVISA、 Master Card 、JCB、 Diners 、AMERICAN EXPRESSです。
有効なパスポート
アメリカに渡り、日本に帰国するまで有効なパスポート。これにさらに顔写真や有効期限が書いてあるページの画像データがあると記入の際、手間が省けます。(後ほど詳しく書きます)
アメリカで滞在する場所(ホテルなど)の名前、住所、電話番号
滞在中の連絡先を書く項目があり、そこに宿泊先情報が必要です。
記入方法
ページは日本語で表示されますが、記入は英語(ローマ字)です。
質問も日本語なので指示通り進めていけば問題ありませんが、分かりづらい箇所をいくつか補足します。
個人申請かグループ申請か
ESTAは本人でなくても必要情報さえあれば代わりに申請することができ、数名で旅行でアメリカに行く場合などは、代表者が全員分の申請を行うことも可能です。
一人分申請する場合 → 個人による申請
複数名分まとめて申請する場合 → グループによる申請
をクリック。
個人的にはグループ申請はお勧めしません。
なぜなら、ESTA申請は質問事項も多く、中には両親の名前や勤め先の会社名、住所、電話番号、緊急連絡先などの記入も必要です。友人同士の旅行なら、全員分の全ての情報を聞くより各自申請する方が効率がいいと思います。
例えば、家族旅行の場合は個人情報を把握しているでしょうからグループ申請でも差し支えないと思います。
パスポート画像データアップロード
顔写真があるページを写真に撮っておいて、ピンクで囲っているボタンからページ画像をアップロードするとパスポート情報記入の手間が省けます。もし画像データがなくても手打ちすればいいので問題ありません。
?マークをクリックすると説明が出てくる
項目の意味がわからない時は「?」マークをクリックすれば日本語での補足文、説明文が出てきます。ESTAは正確な情報を入力しなければいけないので、少しでも不安な項目があればクリックして確認しましょう。
*マークは必須項目&出生地は都道府県でも可
ピンクで囲っている「*」マークは必須記入項目。記入漏れがあると次のページに進めません。
出生地は、細かい町名まで把握していない方も多いかと思いますが安心してください。把握していない場合は都道府県名でも大丈夫です。
勤務先情報入力
雇用主名とは勤め先会社の社長の名前ではなく、社名です。
ホームアドレスラインとは、住所の番地や地名など細かい住所のことです。
また、何度か住所を記入する項目が出てきますが、住所は日本の住所を逆から入力していきます。「区」「町」は「-KU」「-CHO」、もしくは「-」なしで続けて入力します。
例)東京都杉並区美津島町森田1-2-3
↓
1-2-3 MORITA MITSUSHIMA-CHO SUGINAMI-KU TOKYO
もしくは、
1-2-3 MORITA MITSUSHIMACHO SUGINAMIKU TOKYO
といった具合に記入をしてくださいね。
建物名や部屋番号がある場合は番地より先に記入します。
この場合、ビル名と室番号(ある場合のみ)から町名までをホームアドレスライン1とホームアドレスライン2に分けて記入します。
例)美津島町森田1-2-3あいうビル202
↓
202 AIUBUILDING 1-2-3 MORITA MITSUSHIMA-CHO
もしくは、
202 AIUBUILDING 1-2-3 MORITA MITSUSHIMACHO
住所は、ホームライン1はここまで、ホームライン2はここまで記入する!という厳しい決まりはないので住所がしっかり入ればどこで分けても問題ありません。
電話番号入力の際は最初の0を外した数字のみの番号を記入しましょう。
例)03012345678→3012345678
アメリカ滞在先記入
ホテル滞在の場合、「氏名」の欄はホテル名を記入します。
ホームアドレスラインは先ほどと同じで細かい住所(番地など)のこと。
この項目ももちろん日本と逆で番地など細い住所から書いていきましょう。
このように指示通り記入を進めていき、後半で「はい」「いいえ」で答えるいくつかの質問に正直に答え、最後に間違いがないかの確認ページが出てきますので、間違いがなければ支払いをして完了です!
あとは72時間以内(申請してすぐに申請許可をもらえることが多い)に結果メールが送られてきますので待つだけ!
お疲れ様でした!
注意点
絶対に虚偽の情報を記入しない
虚偽の申告をし、それがアメリカ大使館にバレた場合(虚偽はバレます)、半永久的にアメリカに入国できなくなる可能性があります。悪意がなくても、書き間違えがないかしっかり確認しましょう。
焦って何度も申請しない
結果メールが来ないからと焦って繰り返し申請してしまうとその度に14ドルかかり、しかも返金もありません。
不安になる気持ちはわかりますがその前に迷惑メールフォルダなどのチェックを行いましょう。
余裕を持って申請を出す
ESTA申請は存在自体を知らないor申請を忘れる方がいます。申請していないばかりに楽しみにしていた旅行に行けなくなった!なんて事態にならないよう早めに準備&申請しましょう。
帰国のチケットを取る
ビザではなくESTAで入国する条件の一つが、「往復チケット、もしくは次の目的地までの航空券、乗船券を所持する」です。これを持っていないと、ESTAがあっても入国を拒否されることがあるので必ず準備しましょう。
このチケットは絶対に確認されるというわけではないので、スケジュールに縛られたくないバックパッカーや世界一周旅行者の中にはまれに帰国、もしくは次の国のチケットを取らずに賭けで入国しようとする方がいますが、やめたほうがいいです。
空港カウンターやイミグレーションでチケットの有無を確認され、その場で焦って取ると航空券が高くつく場合が多いです。
何より、決まりごとはしっかり守りましょう。
以上、ESTA申請の方法や注意点でした。
代行会社に依頼するとその分お金もかかります(4000円から8000円くらい)。
サイト自体も日本語なので決して難しい作業ではなく、自力でも問題なく申請できますよ。頑張って!
それではいい旅を!