世界一周して感じた!世界の優しい国ベスト3!

約2年弱かけて60カ国以上をカ国ほどを旅した世界一周旅人、佐々木舞です!
世界を旅して気付いたことがあるんです。
良かった国を思い返すと決まって頭に浮かぶのは、
優しくしてもらった国。
憧れの大都会も、広大な大自然も、有名な世界遺産もかなわない。
一つ一つの国の印象って、その国の人たちの笑顔や優しさで変わったりするんです。
例えば観光地もない、停電や断水ばかり起きる。食べ物は口に合わない。
そんな国でも、誰かに優しくされるとその国のことが大好きになったりするんです。
人の優しさ、人との出会いに勝るものはない。私はそう思います。
ってことで、今回は!!!
世界一周した佐々木舞が選ぶ、世界の優しい国ランキング!!!!
優しさに順位付けするなんてけしからん話ですが、特に優しくしてもらった国があって是非ご紹介したいので大目にみてください♡
第3位 タイ
厳密に言うとタイのチェンマイです!
微笑みの国タイはみなさんとても朗らかで、優しい笑顔をしています。
特にチェンマイの人は優しかった。。。。
とあるカフェにコーヒーを買いに行った時は『うちはインスタントコーヒーだけど、二軒隣のあのカフェはうちと同じ値段でちゃんと豆を挽いて淹れてくれるから、あっちのカフェの方がいいよ。』と勧めてくれたり、
次の街に行くためのバスを手配しにツアー会社に行った時は『うちで売ってもいいけど、バス停で直接買った方が30バーツ安いからバス停で買った方がいい。』と教えてくれたり、
間違って止めてしまったルートの違うソンテウの運転手さんは、自分の仕事を中断して、わざわざ車から降りて私が乗りたいソンテウを探してくれた上に値段交渉までしてくれた。
泊まった宿の人もめちゃくちゃ親切で、毎晩のように晩御飯をご馳走になり、1ヶ月ぶりに再訪した時は、名前まで覚えてくれていてハグしてくれた。毎日たくさんの人が泊まっているだろうに、あれは嬉しかったなぁ。
タイと言えばボッタクリ!!!そう思い込んでいたのに、まさかの展開に!!!
嬉しい誤算でした♡
第2位 エジプト
え?と思ったあなた。
ですよね。エジプトといえば『世界三大うざい国』の一つ。確かにそんな一面もあると思います。
だけど。。。トータル3ヶ月近くエジプトに滞在して思ったのは、エジプトの人たちって無邪気で純粋で人懐っこくて、そしてすごく優しいなってこと。
エジプトって地図が必要ないんですよ。ちょっとでも道に迷ったら、たくさんの人が『どこに行きたいの?』って声かけてくれるんです。
エジプト滞在中、電車に乗ったものの、どこで降りたらいいかわからなくて困っていたら、近くの人が教えてくたんですが、それで終わらないんです。
その親切な人は、自分が降りる駅になると降りる前に『この子が〇〇に行きたがっているから誰か面倒見てあげてくれ!』と大きな声で車内の他の乗客に行ってくれたんです。そしたら沢山の人が私を気にかけてくれて、おかげで目的の駅に無事着くことができました!
満員の乗り合いバスにお年を召した方が乗ってくると、一斉に何人もの人が立ち上がり席を譲ろうとします。
例えばカフェでお茶を飲んでいる時に知らない誰かとたまたま目があったら、ニコって微笑んでくれます。
長く滞在したエジプトを出る日。よく買い物をしていたお店何軒かに別れを言いに寄ると、みんな店をほっぽり出して見送りに来てくれて、タクシーも止めてくれて値段交渉までしてくれた。こんなこと初めてで嬉しくて泣いた。懐かしい。
確かに、観光客を騙そうとしてくる人たちもたくさんいます。だけどその事をエジプト国民が理解しているからこそ、私たちの事を守ろうとしてくれる人たちも多いんです。
第1位 エチオピア
意外でしょー!!!!!
エチオピアと言えば
『世界一周の中で一番苦労した国』
『エチオピアで過ごしたらいろいろ強くなった』
『旅人泣かせの国』
『もはや修行』
と旅人たちに散々な言われよう。
エチオピアの旅を語ると誰もが苦労話になってしまう国。何もかもが規格外。
『世界三大うざい国』はあくまで観光地(国)の中から選ばれたもの。
その縛りがなければエチオピアが断トツで世界一だ!という声を聞いたのは一度や二度ではありません。
が!!!!!
まさかの1位です!!!!笑
エチオピアって極端なんです。めちゃくちゃ嫌な人か、めちゃくちゃいい人か。
確かに『それギャグだよね?』と真剣に勘違いしちゃうようなとんでもないことを言ってくる人も多いです。(主にお金がらみ)
だけど、逆に、信じられないくらい優しい人も沢山いるんです!!
こんなに両極端な国も珍しい!笑
空港トラブルで思いもがけず一人で空港泊をしないといけなくなった時、たまたま通り掛かった現地の女性は、持っていた自分のご飯を私にくれて、その後も、『外国人の女の子が一人でいるのは危ない』って朝まで一緒にいてくれて、私が寝やすいように、どこからか綺麗な段ボールを持ってきて敷いてくれた。
好意に甘えて横になっていると、今度はチェックインカウンターで私を担当してくれたスタッフの方が、業務終了後に私を心配してわざわざ声をかけに来てくれた。
騙され続けて精神的に参っていた私は、その優しさに触れて泣いちゃって。そしたらその女性がずっと私の頭を撫でてくれた。赤ちゃんにするみたいに。
バスに乗るためにトゥクトゥクに乗ってバス停に向かっている時、いろいろあってバスの時間に間に合わなかったんです。
そしたらそのトゥクトゥクの運転手さんは猛スピードでバスを追いかけてくれて、バスを止めてくれて、挙げ句の果てにはお金を払おうとした時に『バスに置いてかれるからいいから行きなさい。』って。
トゥクトゥク=ボッタクリと決めつけていた分本当にびっくりで。
それ以外にも、『なんでこんなに優しくしてくれるの?!』とびっくりするようなことが何度もありました。
あまりに底抜けに優しいから、『損得無しで、ただ純粋な気持ちでここまで人に優しくできるわけない!』って疑ったことも。
結局それが本当に真っ直ぐな優しさだったと知った時の申し訳なさと感動はとても印象に残っています。
いろんなことに対して、『規格外』とよく言われるエチオピアですが、
優しさだって規格外なんです。
世界の優しかった国まとめ
こうやってベスト3を出してみると、偶然にも3カ国とも世間一般的にはボッタクリの印象が強い国。
確かにそういう一面もあります。だけどそれは観光客相手に商売をしている中の一部の人。
私たちは観光客だからそういう人たちに接する機会が多くて、どうしてもその印象が強く残ってしまうけれど、1歩観光地から出てみると、実はみなさんすごく優しかったりするんです。
多少嫌な目にあってもそれが全てとは思わず、いろんな人と触れ合ってみるのもいいかもしれません。
世界は優しい人で溢れているんですから。