2019.03.11

【バリアフリー情報】障がい児連れで海外旅行〜ロシア・ウラジオストク編〜

なつみ | 14

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こんにちは、旅するママ、なつみです。

2018年6月、1歳8ヶ月の肢体不自由の息子と初海外のソウルへ行きました。
息子は定頸が完全ではなく、身体障がい者手帳の1種1級を所持しています。
体重は10キロほどで、医療的ケアはなく、移動は主にベビーカー。

知的障害もあり、笑顔はみられるものの意思の疎通は困難です。

食事は経口でミルクがメインで、離乳食初期を練習している最中。

 

そんな息子とのソウル旅は、笑顔が溢れ、私自身もとても楽しむことができました。(ソウル旅行の流れ・バリアフリー情報の詳細はこちら

 

また息子とどこかへ行きたい!と、それから2か月後…

 

第2弾となるロシア・ウラジオストクへと行ってきました!

 

ウラジオストクは、2018年5月に地球の歩き方Platが発行されたばかり。

成田から2時間半で行くことのできるヨーロッパとして、注目されている街なんです!


フライト時間の短さと、治安の良さ、コンパクトな街で回りやすいという点に魅力に感じ、息子との旅先として選びました。

前回同様、私・息子(1歳11ヶ月)・妹の3人で2泊3日。
障がいのことを伝えても、国内外の保安検査場や、観光名所の手荷物検査場など、息子を抱っこすることを強いられる場面が多々あります。

その際にベビーカーを畳んだり、荷物を持ったりするには私1人では無理!
なので今回も妹に助けてもらいました。

 

結論から言うと…

ヨーロッパに行きたい私の気持ちと、フライト時間などの息子への負担を考えると双方にベストな旅先でした♡

 

しかし!!

バリアフリーの充実度は低く、車椅子やベビーカーでの移動は難易度が高いです!

今回は主にバリアフリーの観点からウラジオストクをご紹介したいと思います。

 

 

そもそも、ウラジオストクとは?

なかなか耳馴染みのない街ですが、札幌市とほぼ同緯度に位置し、日本海に面した港町。

主な見どころは徒歩で回ることのできるコンパクトさが魅力です。

 

□ベストシーズン&気候

5月から9月がベストシーズンで、冬場はマイナス10℃を下回るほどの寒さに!

私たちが行ったのは8月末で、日中は半袖、冷える朝晩は薄手の羽織で快適に過ごすことが出来ました。

 

□治安

治安はロシア国内では比較的良いと言われていて、親日的な町。

 

□言語

基本的には公用語であるロシア語ですが、若い方は簡単な英語なら使える印象を受けました。

 

□通貨

紙幣はロシアルーブル(1ルーブル=約1.7円)
コインはカペイカ(100カペイカ=1ルーブル)

 

□時差

日本よりマイナス1時間(日本が8時の時は7時)

 

□行き方

2019年2月現在、成田からはS7航空とオーロラ航空が直行便で就航しています。
私が搭乗したS7航空の機体は小さく、3列-3列の配列で個人用モニターはありませんでした。
2020年にはANAも就航を計画しているそうで、今後更に人気がでそうな予感。

 

□観光客

観光客は主に、韓国や中国の女性。
ヨーロッパのおしゃれな街並みや、たくさんのかわいいカフェに美味しい食事♡
女性に人気があるのも納得で、若い日本人女性もちらほら。
乳幼児連れで旅行に来ている家族も、少ないながらに見かけることがありました。

 

□注意点

・ロシア政府の規制により、LINEを使うことが出来ません。VPNネコというアプリを利用すると使うことができたので、ダウンロードをおすすめします。

・水道水は飲めません。

・公衆トイレは少なめです。

・ATMのスキミングが多発しているので現地のお金を手に入れたい時はあらかじめ用意したユーロやドルを換金する方がおすすめです。

 

 

ビザ

ウラジオストクに行くにはビザが必要です!!
2017年8月より、電子簡易ビザのネット申請ができるようになりました。(日本語のロシア電子ビザ申請サイトはこちら

ビザは無料で、日本語表記なので10分程度で簡単に申請をすることができます。

入国予定日の4~20日前までに申請ができ、発行日から30日間有効で滞在可能期間は最大で8日間
無背景+顔写真の証明写真にも使えそうな画像データが必要です。

 

1つ注意すべき点は【訪れたいロシア連邦の地方】という項目!

ウラジオストクは、沿海地方という意味の【Primorsky Krai】を選択しましょう。(上の画像参照)
私は申請してから3日後に電子ビザが届きました。

 

 

息子を連れてのウラジオストク入国の流れ

ここに関しては前回の韓国旅行の時の入国の時と条件が同じであるため、保安検査場などの詳細はこちらの過去記事をご覧ください。

 

事前に息子の障がいについては航空会社に伝えました。
特に何か手伝いをお願いすることはありませんが、伝えるのは必要なことだと思います。

ベビーカーは飛行機搭乗まで使用し、機内では抱っこで過ごしました。

 

空港到着後は10kgの息子を抱っこしたまま入国審査を受ける流れに。

手荷物は妹にすべて持ってもらいましたが、身体が安定しない息子の長時間の抱っこはつらい…。
そう思っていたら、すぐに職員さんに優先的に案内をしていただけました。

 

ベビーカーは預け荷物の1番最後にでてきました!長かった…(笑)
預け荷物受け取りの場にいくつかベンチがあったので、そこに息子を横たわらせて待っていました。

 

□空港内のバリアフリーについて

やや小さめの空港は2階建てでエレベーターがあります。

車椅子マークのあるトイレは、預け荷物受け取りの場を含めて2.3箇所。
しかし、おむつ替えシートやユニバーサルシートはありません。

車椅子と付添人の入ることのできる広いスペースに便器だけがあるという、日本の簡易的な多目的トイレと同じ作りでした。

 

乳幼児は別にナーシングルームでおむつ替え・授乳が可能です。

2階にあり、入場するには職員の方にパスポートを提示してノートに名前を書きます。
職員の方はロシア語のみ対応で、ジェスチャーでおむつを替えるのね?と確認してくださいました。

渡されるビニールで靴を覆って部屋に入ると、ベビーベッドやソファがあります。広くて綺麗で快適!!

 

 

ウラジオストク街中のバリアフリーについて

 

□道路

急な坂道が多く、メインストリートを除いて道はガタガタ!
コンクリートがめくれあがっているのはまだいいほうで、突然階段しかない道が出現することも。

正直なところ、街歩きに車椅子やベビーカーは相当苦労するかと思います。

無理をせず、タクシーを使いましょう!

配車アプリのGettが役に立ちますよ。
事前に目的地を入力し、クレジットカード情報を入力しておくのですが、運転手さんに行先を正確に伝えることができ、支払いも自動的に完結する心強いアプリです。

 

□お店も階段が多い

私は旅に関してはタフなところがあり、息子もまだ抱っこが可能です。
そういうこともあり、あまり苦痛に感じることはありませんでした。

 

□車椅子フォロー

車椅子マークを街のいたるところで目にしましたが、機能していないところがほとんど。
よく見るとマークの隣に呼び鈴があった跡があったのですが…今は使うことはできません。

しかし、ウラジオストク駅だけは機能してました!

駅の出入り口にはスロープがあったり…
駅構内のカフェに広いスペースもありました。
私が行ったときは空いており、利用しやすいように感じました。

 

 

ベビーカーでも満喫できた、ウラジオストクのおすすめスポット

バリアフリーの充実度は低いものの、楽しむことのできるスポットはあります!

 

□ウラジオストク駅

シベリア横断鉄道の始発駅となる、ウラジオストク駅。

100年以上の歴史があり、歴史展示スペースなどもあります。


特にロシア文化を象徴する建築デザインは必見で、床ひとつとってもこんなにフォトジェニック!

先に紹介したようにスロープもあり駅舎内は広く、スムーズに移動することができます。

ウラジオストク駅では何台ものベビーカーと遭遇しました。

 

ウラジオストク駅【Владивосток вокзал】

住所:ul. Aleutskaya, 2, Vladivostok, Primorskiy kray
電話番号:+7-800-775-00-00
公式HP:http://vladivostok.dzvr.ru/

 

□グム百貨店の路地裏

今ウラジオストクで最もホットなエリアです!

かつてはレンガ倉庫や建物だったところに、若者たちが次々とお店をオープンしたんだそう。

小さなエリアにおしゃれなカフェやショップが所せましと並んでおり、大賑わい!

入口が狭く見えても入ってみると店内が広いことも多いので、ベビーカーで入店できました。

道にいくつもベンチがあり、カフェメニューをテイクアウトして楽しむこともできます。
写真映えする壁も多く、歩いているだけでもうきうきする場所です。

 

グム百貨店【ГУМ】(裏路地)

住所:Svetlanskaya St, 35, Vladivostok, Primorskiy kray

営業時間:店によって異なる

 

□噴水通り

ヨーロッパの街並みを楽しみながら海も見渡すことのできる、美しい通り。

こちらもかわいいカフェやショップが並び、ウラジオストクのメインどころです。

 

たくさんあるカフェで特におすすめしたいのが、こちらのウフティブリンというお店。

ブリヌイという、ロシア風クレープをいただくことができます。

特に美味しかったのは、チーズのブリヌイ。
カウンターに乱雑に置かれたファイルの中に日本語メニューもありました!

こちらはベビーカーでの入店もできましたが、人気店なので混雑しています。

 

噴水通り

住所:Ulitsa Admirala Fokina, 2-10, Vladivostok, Primorskiy kray, ロシア 690091

 

ウフティブリン【Ух Ты Блин】

住所:Ulitsa Admirala Fokina, 9, Vladivostok, Primorskiy kray
電話番号:+7 423 200-32-62
営業時間:9時~21時

 

 

滞在先(ホテル)

出発間際で希望していた大きなホテルが空いておらず。

Noble Suitesというアパートメントホテルに宿泊をしました。

 

内装がとてもおしゃれで、キッチン付き。

 

朝食はメイドさんが運んできてくれます。

ホテルに到着するとすぐに、日本語が堪能なスタッフの方が出迎えてくださいました。
近くにある両替できる銀行やおすすめのレストランなどの情報を教えてくださったりとても親切なスタッフさんでした。

 

しかし!!!

エレベーターなし。

バスタブなし。

と息子連れでは少々条件が厳しいところでした。(HPにはどちらもあると記載されていました。)

改めてホテル側に確認してから予約をすることの大事さを学びました。
息子のことがなければ、文句なしに最高のホテルでしたよ。

 

 

今回の旅を振り返ってみて

ウラジオストクは、前回のソウルとは違って不便さを感じる面が多くありました。

 

1番は道の問題。

ガタガタな道に躓いたらベビーカーの車輪をサポートしたり、段差があれば2人でベビーカーごと持ち上げました。急な坂道は2人で交代しながら、休憩しながら、街歩きをしていました。

他にも、小さい街のせいかお店も小さなところが多く、入店できでも狭さを感じることがありました。

 

しかし、素敵な街並み、かわいいカフェ、絶品のロシア料理…

必ず再訪したいと思うほど、たくさんの魅力に溢れていました。
ベビーカーで嫌な顔をされたことは1度もなく、それも旅を楽しむことのできた理由の1つです。

 

 

障がいをお持ちのお子さんがいるご家族へ

ウラジオストクはバリアフリーの充実度は低いけれど、絶対に行けないなんてことはありません。

かと言って、是非行ってみてください!というおすすめもしません。

ある程度お子さん連れの旅に慣れ、海外の不便さなどを受け入れることのできる方なら楽しめる街です。

移動は無理なくタクシーで、ホテルの設備は念入りに確認をしましょう。

道が整備された噴水通りで、ゆったりとコーヒー片手にお散歩をすると気持ちがいいですよ。

 

とウラジオストクへの想いを馳せつつ、第3弾の旅が決定しています。

次はおそらくバリアフリーの面でも、馴染みがあるという点でも楽しめそうなところです♡
またここで紹介しますのでその時はお付き合いいただけたら光栄です。

 

 

最後に

海外旅行保険には必ず加入してください。

特に障がい児が加入できる保険は限られます。

状況によって異なるため、様々な保険会社に問い合わせることをおすすめします。

 

この記事に対しての疑問や質問など、どんな小さなことでも教えてください。

私がお答えできることはすべてお答えしたいと思っています。

その際はInstagramのDMにお願いいたします。

 

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この記事を書いた人

なつみ

美容雑誌の公式ブロガーやってます♡ミーハー女子の代表格、コスメコンシェルジュなつみ!

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