2017.12.09

【人生は旅であり、旅は人生である⑨】アドラーに学ぶ、「劣等感」との付き合い方

えりお | 16

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    人との関わり合いで、自信をなくしたり、逆に取り戻したり、悩みの尽きない我々現代人。

     

    しかし、実は「現代の世の中」が複雑なのではなく、あなたが世の中を複雑なものと捉えているだけだったとしたら…⁈

     

     

    今回のテーマは「劣等感」

     

    今回はドラマ・書籍『嫌われる勇気』でおなじみ、フロイト・ユングと並び、「心理学の三代巨頭」と称される、オーストラリア出身の精神科医アルフレッド・アドラーが20世紀初頭に創設した新しい心理学(=アドラー心理学)をあわせてご紹介させて頂きたいと思います。

     

    複雑な世界をシンプルにし、人は今からでも幸せになると説く、哲学ともとれる心理学、私自身の経験も照らし合わせてすこしでもシンプルにものを考えるヒントになればと思います。

     

     

     

    「劣等感」は人間に必要なもの…⁉︎


     

    人は無力な存在として産まれ、ゆえにその無力な状態から脱したいという、普遍的な欲求を持っています。誰しもが「向上したい」と思い、理想の状態を追求しています。

    しかしそれは理想に到達できない自分に対し、まるで劣っているかの感覚を抱くことも意味します。

    「向上したいと願うことも、劣等感も病気ではなく、健康で正常な努力と成長への刺激である」とアドラーは語っています。

    「劣等感」は使い方を間違えなければ、努力や成長の促進剤となるのです。

     

     

     

    「劣等感」は自分の勝手な思い込み⁉︎


     

    「劣等感」という言葉を現在語られているような文脈で使用したのはアドラーが最初と言われています。(自分の)「価値」が「より少ない」感覚を意味します。

     

    例えば、周りはどんどん結婚していくのに自分は恋人すらいない。自分は女性としての価値がすくないのではないかしら、と思っていたとします。

    しかし、子育てに追われ、余裕のない方や、パートナーとの長年の関係に食傷ぎみの方したらどうでしょう。

    「自分の時間を自由に使える、なんて羨ましい」

    「これからいくらでも好きに恋愛できるなんて。」

    まあ、たいがい、そう言っている本人はパートナーと離縁する気はないだろうし、子供なんて産まなきゃよかったと心から思ってるわけではないのかもしれませんが、

    中にはえりおみたいに自由を求めてホンキで離婚してしまうようなのも存在いたします(゚∀゚)

     

    結婚していない女性は「負け」とする風潮は無視できませんし、後世に自分の遺伝子を残せていない、という生物学的な「劣等性」、たしかにあるのかもしれません。

     

    が、パートナーが存在していない、結婚していない、子供がいない/できない、独身とということについてご自身にどのような価値を与えるのか、

    「独身であること」を「女性として劣っているのだ」とするか、「仮に社会に貢献できていないとしても、この自由は何にも変えられない」とするか、

    これは完全にあなたの主観であり、あなた自身の問題で、あなた自身が決めるものだとアドラーとえりおは解いています(゚∀゚)

     

    主観、には大きな特徴があります。「自分で選択できる」ということです。客観的な事実を動かすことはできません。が、主観的な解釈はいくらでも動かせます。

     

    自分の「価値づけ」、

    主導権は他でもないあなた自身にあるのです!

     

     

     

    そもそも「価値」って何なのか?

     

    ダイアモンドと炭、実はおおもとの原子は全く同じ、「炭素」です。この「炭素」という原子の並び方が違うことで、この違いが生じるのです。

    われわれは炭ではなくダイアモンドに価値を見いだし、高価なお金を払って購入する。

    しかし、おおもとは「炭素原子」

    化学的には「おなじ」ものなのです。

     

    何が言いたいか?

    「価値」というものは「社会」の場、人と人との間でこそ成立するものであるのです。

    例えば、もしこの世界に自分以外のだれも存在しなければ、とします。

    ダイアモンドで着飾り自分を高くみせることは必要でなくなります。

    叩いても割れない、火をくべてもそうそう燃えないダイアモンドより、好きな大きさにカットして火をつけて体を温めることのできる炭のほうが役に立つかもしれないようなものです。

     

    つまりそこに「人と人との関係」があるからこそ、価値の問題というものが出てくるわけです。ゆえにアドラーは「全ての悩みは対人関係の悩みである」と解いているのです。

     

     

     

    「劣等感」乗り越えるのに必要なのは「変わる勇気」⁉︎


     

    劣等感じたいは別に悪いものではないこと、自分の価値は自分で決めることができること、そしてこの「価値」は他人という存在あってこそのものだ、ということがわかりました。

    それでは、我々はその「劣等感」とどのように向き合っていけばいいのでしょうか。

     

     

    ①人生を他者との競争にしない

    健全な劣等感とは他者との比較の中で生まれるわけではなく、「理想の自分」との比較から生まれるべきものです。

    常に人より上か下か、考えてしまう人生に幸せはありません。勝負の先には「勝者」と「敗者」が存在し、他者は「敵」とみなすようになります。たとえ勝ち続けていたとしても、いつか出し抜かれると他者を信じることができず、心の安まることがない。

    社会的成功をおさめながら幸せん実感できないのはこうした「競争」の中に身を置いてしまっているからです。

     

    人は誰しも違っている。そこに優劣をつけるのでうまくいかない。

     

    劣等感は今の自分より前に進むためだからこそ価値があります。

    とはいえ、自分というしっかりした「基盤」ができて、そう考えられるようになるのは35過ぎてから、かな。

    それまでどれだけ「自分」にフォーカスを当て、「自分」という「軸」が作れるかが大事になってきます。

     

     

    ②現状を変える勇気を持つ

    「結婚する」「転職する」「話し方を変えてみる」「ダイエットする」「留学する」

    まあ、なんでもよいのですが、こういった「変化」には「リスク」が伴いますよね。自分が変われば周りの人間関係が変化する、得るものもあれば失うものも出てくる。

    これ、と思って挑戦してみても、全く事態が打開できない可能性もありますし、

    一番は「今あるものを失う」怖さですかね。

     

    あれこれ考えてしまい、「変わる勇気が持てない」がゆえに、ある程度不満があっても、現状のほうがよいからと、潜在的に思っているがゆえに、あれこれ現状に不満を言いつつも、現状を変えようとしなかったりすること、よくありませんか?

     

    べつに現状が必ずしもダメだ言ってるわけではありません。

     

    問題は「変わらない」「変われない」背景に「劣等感」が絡んでる場合です。

     

     

    ③「劣等感」を言い訳にしない

    自分の劣等感をバネにより前進しようとする、もっと幸せになろうとする、こうした劣等感のあり方にはなんら問題はありません。

    しかしこの勇気をくじかれ、「どうせ頑張ったところで」とあきらめてしまう人たちがいます。

     

    「私はキレイじゃないので結婚できない」

    一見納得してしまうこの話の流れに真っ向から対立するのがアドラーとえりおです。

    「私はキレイじゃない」を理由に「結婚」から逃げていませんか?

    実は「結婚したくない」とすら思っていませんか?

    こう考えるのがアドラー心理学です。

     

    「学歴が低いので、給料のいい仕事にはつけない」

    これもよくありますね。

    アドラー流に考えるとどうなりますか?

    「給料のいい仕事につけない」ことを「学歴が低いから」と無理くり納得させようとしてませんか?

     

    このように、よーく考えれば必ずしも因果関係があるわけではないのに、あたかも重大な因果関係があるかのように考えて、自らを納得させてしまう。

     

    人はいつからでも、今からでも変われます!

    自分の「劣等感」をこのような「言い訳」に使ってはいけません。

     

     

    いかがでしたか?

    結局なんにせよ、ライバルは自分。

    自分に足かせをかけるのも自分。

    道を開くことができるのも自分自身しかおりません。

     

    自分という軸にきっちりフォーカスを当てて、その軸がぶれないよう、過ごしていれば劣等感は必ず克服できます。

    目安としては、35歳までにある程度の区切りがつくと、よいですね。

     

    ちなみに、区切りがつかず、卑屈になってしまう40代、ちらほらいます。私も数人縁を切りましたw これそのうち機会があったらお話しますね。

     

    それでは今日はこのへんで!

     

     

     

    【人生は旅であり、旅は人生である】

    〜特設サイトオープン!〜

    http://korilakkuma0714.hatenablog.com/

    迷える大人の皆様にぜひお読み頂きたい!

    フリーランス女医えりおが皆様の心のモヤモヤをクリアにする、旅美女会/Tabijo人気コラム。

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